9月、幼稚園が始まって間もなく、
年長組の子ども達は好きな遊びの時に、子ども達だけで園庭でリレーをして遊んでいました。
なんとバトンは砂場のシャベルです。
ある女の子が「よーい、ドン!」と先生のようにスターターをしています。
子ども達は楽しそうに、でも、真剣な表情で走ります。
どうやら、2つのチームの人数は揃っていないようだし(笑)
いつの間にか、勝負がついた(ということになったらしく)
先ほどの女の子が(まるで先生のように)バトン(シャベル)を2つ持って、
2列の子ども達の前に立ちました。
「座らないと、どっちが勝ちか言いません、聞えないでしょう?」などと。(これも先生みたい)
「はい、こっちのチームの勝ち」とはっきり言い切ると
そのチームの子ども達は「やったぁ~~!」と大喜び、でした。
何回も、何回も、そのリレー(のつもりの遊び)は続いていました。
担任の先生が、にこにことその様子を見ていたのが印象的です。
子ども達が自分達で考えて(少し、おかしなことがあっても)楽しんでいる姿は輝いていました。