園庭にいるフリーの先生に、「ドンジャンケンするから、線かいて!」と頼んだA子ちゃんたち。
先生がかいてくれると、早速始まったドンジャンケン。
楽しさにどんどん子どもが入ってきましたが、A子ちゃんが、涙ぐみます。
「私に入れてって言わないでどんどんはいってきちゃうのがいやだった」とのこと。
それはもっともなんだけど。。。先生は相手の子に、A子ちゃん本人から、その思いを伝えるよう手伝いましたが、その子はどうして?という顔できょとんとしています。
ここでごめんね、を言わせることだけが、解決ではないような気がした先生。
「楽しそうだったから入れてって言うの、忘れちゃったのかもね」と言いました。
次に入ってこようとした子には「入れてってA子ちゃんに言うんだよ」と周りの子が言っていました。「入れて!」と言われて「いいよ!」と答えるA子ちゃん。
遊びを子ども達だけで始めることはできたけれど、年長でもこういった気持ちのすれ違い(?)はしょっちゅうです。そんな思いを乗り越えて、楽しくドンジャンケンは続きました。