ファッションショーが楽しかった年中組の女の子たち。
次の日は、ランウェイだけでなく、お客さんが座る席も作りました。
男の子たち(Rくんたち)が張り切って積み木や椅子を並べてくれました。
隣のクラスのおともだちも先生も見に来てくれました。
前の日より、張り切ってポーズを決める子ども達でした。
担任の先生は、この次は「ショーらしい音楽をかけてあげよう」と考えているようです。
子ども達のイメージがよりわかりやすいものになるように、担任の先生がちょっと手助けをすることで
子どもたちは互いにイメージの共有ができ、より気持ちを合わせて遊びを楽しむことができます。
大事なのは、イメージが共有できること!「本物らしく」は年中組ではまだ必要ありません。
あまり本物らしくしてしまうと、先生が作ったものになってしまい、
子ども達は「やらされて」しまうことになります。
そうすると、自分たちで遊んだ!という満足感には少し遠くなってしまいます。
年長組はそうではなく、もっと本物らしく作りたい、という欲求が子ども達から出てきます。
なんとなく、遊んでいるように見えて、好きな遊びの指導は実は、先生にとって、大変難しく技術が求められます。
子どもの個性を見極めること、子ども達の成長の段階をつかむこと、それぞれのかかわり方の力関係に配慮すること、等々。
先生達はとってもいろいろなことを考えながら、遊びの援助をしています。