藤田進也さん
2005年度普通科卒業
所属先
慶應義塾大学医学部 血液内科
在校当時の思い出
勉強面での思い出は、中学校では齋藤一貴先生に、高校では現校長の佐久間先生に、英語を楽しみ継続する方法を教えて頂いたことです。授業を通じて英語学習の基盤が形成され、卒業後も英語学習を継続できていることに感謝しています。
一番の思い出は、サッカー部での部活動です。幼少期からサッカーを始め、中学入学後もサッカー部に所属し、高校時代には主将を務めました。顧問である阿出川先生、岩野先生には技術面はもとより、精神的な面で指導を多く頂きました。上手くいかないことの方が多く悔しい経験も沢山しましたが、地区予選を勝ち抜いて都大会に出場し高校3年の10月になっても仲間とボール蹴ることができたことは、かけがえのない経験でした。 学校生活を通じて、最後まで諦めない姿勢、逆境での強さ、重要な局面での集中力等、多くの事を学ばせて頂きました。
本郷で得た経験はその後の人生の基盤となり、医師となった現在でも活かされています。 人間としての成長を促してくださった本郷学園の先生方に、心から感謝しています。
現役生へのメッセージ
この度は、創立100周年おめでとうございます。 私は、本郷で学業・部活動を通して、「主体的に考える重要性」を学びました。
在校生の皆様にも是非、「主体性」を意識して日々を過ごして頂きたいです。 他の人にやるべき事を探してもらうこと、判断を委ねることは一見効率的に見えます。しかし、その結果、上手くいかなくなった時に人のせいにし、苦しい時にはすぐに投げ出してしまうことが多いと思います。 自ら決めた事であれば自分で責任を持つしかないですし、その中で最後まであきらめない姿勢を養い、試行錯誤や創意工夫をして多くを学び、成長につなげることができると信じています。 歳を重ねるごとに時間的・社会的制限が増え、新しいことに挑戦することが難しくなってきます。皆様には若さという特権を活かして、興味があることを見つけ主体的に取り組んでいただきたいです。
在校生の皆様が本郷で多くのことを学び、今後そして卒業後も一層活躍されることを願っています。