安藤実大さん

安藤実大さん
2015年度普通科卒業

現在

東京大学医学部医学科5年生(2020年度現在)

100周年にむけて

本郷中学高校での生活でまず思い出すのは本郷祭です。特に高1と高2で仲間15人ほどでジェットコースターを作った時の記憶が今でも忘れられません。木製だったため、途中で引っかかって止まってしまったり、カーブのところで車体が壁に貫通してしまったりと波乱万丈で、みんなで知恵を出し合ってなんとか本郷祭をやり遂げました。

体育祭も非常に楽しく、高2の棒倒しではチームの一人が敵のTシャツを着て突っ込みやすやすと棒を倒して、ちょうど自分が旗を取ることができ、試合後に皆で大笑いしました。敵からしたらたまったものじゃなかったでしょうが。普段の授業の時の情景も思い出すことができますが、やはり仲間と一緒に何かするようなイベントが強く印象に残るようです。

中学から高校まで非常に良い友達に沢山恵まれましたが、これは本郷学園全体の雰囲気の良さ、元気の良さがそうさせるのだろうと思い、感謝しています。

現役生へのメッセージ

中学高校時代は、何をするにしても一番吸収の良い時期ではないかと思います。自分もまだ大学生ですが、高校生の時よりも少し物覚えが悪くなったように感じています。現役生の皆さんには、今自分がやりたいこと、部活勉強ゲーム読書何であれ、熱中した時間を過ごしてほしいと思います。目の前のことに全力で取り組む、その姿勢を中高で身につけることができれば、これから長い人生どんな道を歩むにせよ、それはずっと自分を支えてくれると思います。また、中学高校での友達も、一生付き合うことができる大切な仲間ですので、ぜひ大切にしてほしいと思います。

この度は、本郷学園創立100周年おめでとうございます。このように寄稿させていただけることを非常に光栄に存じます。これからも、学校と後輩のため自分ができる限りの支援をさせていいただきたく思っています。

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