今月の一言
2024年1月のひとこと
毎年新年を迎えると「今年の目標」なるものを決めています。ここで公にするほどの内容ではありませんが、昨年は「今できることは今やる」というものでした。目標達成からは程遠く、課題の多い一年ではありましたが、それでも目標を決めたことでそれを意識する機会は確実に増えましたので、それだけでも少しは前進できたのではないかと感じています。
さて、ここで改めて私の「今年の目標」を紹介させていただきます。
「新しいことに挑戦する」
昨年の目標と同様にここで皆様にお伝えできるような内容ではありませんが、「発表したからには」ということで、少しは自分に緊張感を持たせることができるのではないかと考えておりますので、ご容赦願えればと思います。
本来ならば、「挑戦」に関する私の思いをここでは述べさせていただきたいところですが、自分の言葉では説得力がありませんので、山中伸弥先生(ノーベル賞受賞者)の言葉を引用させていただきます。
これからの人生、良いこと、悪いことをたくさん経験することと思います。若いころはどんどん失敗していい。失敗から学び、たくさん経験するからこそ目標が見つかります。うまくいかないことや、一見良くないことが起こったその時こそ「いや、これはチャンスかもしれない」と思う。
一方で、調子がいい時は、「次は大変なことが起こるかもしれない」と用心する。調子がいい時は用心して、調子が悪い時は「次にどんないいことが起きるだろう」と楽しみにする。一喜一憂しない。失敗を恐れず挑戦する。やらずに後悔するよりは、やって失敗する方がいいですよ。失敗することは全然恥ずかしいことじゃないから。何も挑戦しないのがいちばんの失敗だと思います。
※下線は引用者による
『前人未到』
藤井聡太・山中伸弥著
講談社文庫 2023年9月発行より
(もう若くはありませんが)今年こそは何か新しいことに挑戦したいと考えています。
今年も皆様にとって素敵な一年になりますように。