中学生対象の実験教室を開催しました

中学2・3年生を対象に特別な実験教室を開催しました。このイベントは、構造力学実験教室とPythonプログラミング教室の2部構成で行われ、それぞれ外部専門家の指導のもとで実施されました。延べ70名以上の生徒が参加し、高い関心と満足度を示しました。

第1部の構造力学実験教室では、パスタを用いて橋を作る競技が行われました。講師の先生から橋梁の現状についての講義を受けた後、生徒たちはパスタの強度を体感し、三角形や四角形のバランス強度を学びました。各班が工夫を凝らしてブリッジを作成し、最終的には1200グラム以上の荷重に耐える橋を複数の班が完成させました。講師の先生は「社会は支え合うことで強くなる」とのメッセージで締めくくりました。

第2部のPythonプログラミング教室では、生徒たちは自分のPCを使ってプログラミングの基礎を学びました。約3割の生徒が既にプログラミング経験者で、その中には高度なスキルを持つ者もいました。講師の先生が提示するプログラム例をもとに、生徒たちは実行しながら変更を加える実習を行いました。例えば、正五角形を描画するプログラムを五芒星に変更する課題や、自作のおみくじプログラムの制作に取り組みました。最後に、講師の先生から「知的好奇心と使命感を備えた動機を持て」という力強いメッセージが送られました。

講座を通じて、生徒たちは専門分野の知識を深めるとともに、仲間と支え合うことや知的好奇心を持つことの重要性を再認識しました。このような実践的な学びの場で、参加生徒達の学びに対する意欲と探究心が一層高まってほしいと思います。