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今月の一言

3月のひとこと

本多静六は、明治・大正・昭和にかけて活躍した林学博士・造園家である。日比谷公園や奈良公園をはじめとする数多くの公園設計に携わり、日本の公園の父と言われている。財をなして、学問と慈善事業においても大いに活躍し、次の世代の育成に尽力した。次のような言葉を残している。「いかに有為有能な人材であっても、一つの仕事に打ち込んで、それを大成せぬ間に他の仕事に目を移したり、途中で放り出したまま他へ転ずるというようなことでは、精力の分散となって自然無駄も多く、ついにその初めの一事をだにしがたいことになるのである。」
学年最後の締めくくりに当たり、“最後まであきらめない”ことの大切さを心に銘記しておきたいものである。