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学校生活

科学部の活躍

1.第8回全国物理コンテスト物理チャレンジ2012で入賞

物理チャレンジは,全国の高校生・中学生を対象とした物理全国規模の物理コンテストです。世界物理年(2005年)を記念して第1回全国物理コンテスト物理チャレンジ2005が開催され,以後毎年開催しています。また,国際物理オリンピックの日本代表選考も兼ねています。第1チャレンジとして,実験課題レポートと,理論問題コンテストが課せられ,そのうち成績優秀の約100名が,3泊4日の合宿形式の第2チャレンジに選抜されます。今年は全国から1318名の参加申し込みがありました。その中から101名が第2チャレンジに選抜され,8月5日から8月8日まで岡山県の閑谷学校を中心に開催されました。
本校の科学部からは高校生が9名が第1チャレンジに参加し,そのうち高校3年生2名と高校2年生1名の計3名が第2チャレンジに選抜されました。第2チャレンジに3名が進出するのは全国でも数少ない高校です。第2チャレンジは8月6日に5時間の理論問題試験,8月7日に5時間の実験問題試験が課せられ,高校3年生1名と高校2年生が優良賞を,もう1名の高校3年生が奨励賞を受賞しました。成績優秀者として優良賞を受賞するのは今回が初めてです。

2.「ノーベル物理学賞への第1歩」入賞


ポーランド科学アカデミー物理学研究所が主催している国際論文コンクールのノーベル物理学賞への第1歩  (FIRST STEP TO NOBEL PRIZE IN PHYSICS) において、3月卒業した卒業生が在学中に応募した 「A Study on the Identification of the Path of Eddy Currents 」 が入賞をしました。この論文コンクールは英語で書かなくてはならず、第7回Jr.セッションで入賞した 『渦電流の行路の特定に関する考察』 を元にして論じました。