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学校生活

社会部ゴールデンウィーク合宿 福島第一原発の被害地域を訪問

5月3日・4日と、「未来の日本のエネルギー問題を考える」をテーマに、福島県双葉郡を訪問しました。
宿泊した広野町の農家で町議会議員をつとめる塩さん夫妻は、原発事故によって生活が大きく破壊され、反原発の立場をとるようになったお話を伺いました。また、放射線レベルが高く、帰宅困難地域に指定されている富岡町はゴーストタウン化しており、見る影もなく破壊された駅舎の前で、しばし黙祷を捧げました。また福島第一原発で廃炉作業に取り組む5000人の作業員を管轄するJビレッジにも訪問し、東電・福島復興本社の代表の石崎副社長にお話を伺い、さらに世界最高度の燃焼効率を発揮する広野火力発電所を見学しました。最新鋭石炭炉は環境に配慮した高度な技術で有名で、中国やベトナムから視察団が頻繁に訪れるそうです。日本のエネルギーを支えるため、また福島復興のため、東電の社員の方が必死で努力している姿に心打たれました。
今年度のサマーセミナーでは、石崎氏(東京電力副社長、福島復興本社代表)が7月27日に本校で「東電、福島の今」というテーマで講義を行う予定です。

写真 Jビレッジのレストラン「アルパインローズ」にて。全日本のサッカー選手のサイン入りウェアが展示され、作業員さんへの応援メッセージが寄せ書きされていました。