今月の一言
12月のひとこと
教育審議会委員や学術会議委員として活躍されている元慶應義塾長の安西先生が、中高生の心構えとして「自分の目標を自分で発見し達成に向けて実践することは、答えのない問題に答えを見出すことでもあります。」と語っています。
一口に「目標・夢・希望」を持とうと言って持てるものではありません。現状を見つめ将来の姿を想い、周囲の人と語り合い、心を通じさせることが必要です。その中から『夢の構築』に繋がるヒントが得られると考えます。社会生活は他人との関わりなしでは成り立ちません。互いの心の動きを想像したり、考えを表現したり、あるいは初対面の知らない人ともチームを組んで行動することもあるでしょう。現状を理解し、人との触れ合いの中から「目標・夢・希望」に繋がるものを見出すために「振り返りと先を見通しての行動」を大切にしたいものです。