TOPICS

TOPICS

今月の一言

2月のひとこと

牧野富太郎は「日本の植物学の父」と言われています。幼少から植物に興味を示し、経済的に苦しい生活環境の中で採集、写生、観察の研究を続け欧米の植物学を学びました。分類や新種の発見にも情熱を傾け、晩年には研究の集大成として『牧野日本植物図鑑』など多くの著作を残しました。この業績は高く評価され植物学の発展に寄与しました。研究に対する姿勢として「この学ばかりはどんなことがあっても把握して捨てなかったものです。しかし、師匠というものがなかったから私は日夕自然の教場で学んだのです」と語っています。
数十年に及ぶ「あきらめない頑張り」が発展に繋がっています。目先の効果だけではなく長い視野での取組みも考えたいものです。