今月の一言
6月のひとこと
東大名誉教授の養老孟司さんがご自身の著作の中で「自信」について次のように述べられています。
「自分がどこまでできるか、できないか。それについて迷いが生じるのは当然です。特に、若い人ならば迷うことばかりでしょう。しかし、社会で生きるというのは、そのように迷う、ということなのです。(中略)なにかにぶつかり、迷い、挑戦し、失敗し、ということを繰り返すことになります。しかし、そうやって自分で育ててきた感覚のことを、『自信』というのです。」
受験を控えた高校3年生の学級日誌の中に、同じような内容のコメントが数多く見られますが、これは生徒達が本郷というフィールドの中でまさに「自信」という感覚をしっかりと育ててきた証です。
失敗を恐れずに何事にも積極的に挑戦する…自分自身も年齢を理由にせず、「自信」を育てる気持ちをいつまでも持ち続けていたいと思っています。