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今月の一言

2024年10月のひとこと

二学期が始まり、ひと月が過ぎました。九月になっても酷暑は続いていましたが、下旬になると日によっては、少し秋の気配が感じられるようになりました。季節のうつろいの中で、本郷祭という大きな「祭」が終わりました。「祭」の後の静けさは、改めて日常の重みと目の前にある自分にとっての課題について、じっくりと考えることが必要だということを訴えているように思います。

十月は模擬試験、英検、中間考査といった自分の学習の成果を検証する機会が多い月ですが、学習を継続するための原動力として重視したいのが、日々の生活の中で得られる小さな達成感です。模擬試験、英検、中間考査といった総合的なテストだけではなく、日々繰り返される小テストに対する真摯な取り組みを大切にしてほしいと思います。試験範囲が限定された小テストは、しっかりと準備すればその成果が実感できるという点に大きな意義があります。学習の成果が実感できるということは、自己評価を高めることに繋がり、次のステップへ向けての意欲を高めます。学習に対する日々の取り組みの中で、着々と力がついていく実感を得るためのプロセスを大切にしてもらいたいと思います。主体的な学習姿勢は、日々の小さな達成感の積み重ねによって育成されていくものです。

実りの秋へのうつろいの中で、日々の小さな達成感を大切にしてください。