学校生活
高校1学年 オリエンテーションが行われました
4月8日(水)~10日(金)の日程で、高校1年生の新入生オリエンテーションが箱根で行われました。
都心でも珍しく4月になってみぞれが降る中、バスで巣鴨を出発。宿泊地である箱根は、雪が残っている中に桜が五分咲きという大変趣ある風景でした。
<1日目>
到着後、開校式に続いて学年集会。教頭より、中学校と高校の違いについて学習面・生活面などから話があり、緊張感を持って高校生活を送る決意を新たにしました。
夕食後は校長より講話をいただきました。その後は初めての班ミーティング。翌日のオリエンテーリングに向けての相談や競技大会の作戦会議を行いました。
今年度のオリエンテーションでは、「横並び班」を採用。各クラスの同じ出席番号の者が集まって班を編成するというもので、高校入学生・中学入学生ともに、初めて顔を合せる者も多い中、この日の夕食から班での活動が始まりました。初めのうちは会話もぎこちないものでしたが、活動を通してお互いを知りあうにつれ、仲間意識が芽生えてきていたようです。
<2日目>
午前中は競技大会。各チーム、サッカー・バスケットボール・ドッジボールの3種目にそれぞれ取り組みました。昨日顔を合わせたばかりのメンバーでも、一緒に気持ち良い汗を流すことで一体感が感じられるようになってきました。
午後はオリエンテーリング。「スポーツオリエンテーリング」と呼ばれるもので、地図とコンパスを使って班ごとにタイムを競い合う本格的なものです。コース内に設置されたポストをすべて探し、できるだけ短時間でゴールするのが目的ですが、だいぶ仲も良くなってきた班のメンバーと協力して、手分けしてポストを探したり、道に迷って「道なき道」を踏破したり…それぞれ楽しんでゴールである宿舎に帰ってきました。
そして、横並び班で食べた最後の夕食は、昨日とはうって変って談笑の声に満ちていました。
箱根寄木細工体験の後はホームルーム活動。久しぶりにクラスの仲間での活動です。心地よい疲れの中、「ホーム」の居心地を満喫していました。
<3日日>
学年集会では何と抜き打ちで英単語テスト。体育館で全員が答案と格闘する姿は、なかなか壮観なものでした。「高校生活甘くないぞ。」との思いを新たにしたひと時です。
続いて、2日目の活動についての表彰が行われました。オリエンテーリングでは優秀班のタイム(「早いっ!」)を聞いて驚きの声もあがりました。
最後は進路についての話。自分を振り返るとともに、未来の自分を想像してそれに向けて計画的に努力すること、そしてそのためのツールとしての手帳の活用…。
これから本格的に始まる高校生活に向けて、改めて気持ちを引き締めることができたことでしょう。
入学式の翌日に始まったオリエンテーション。あわただしい中での出発でしたが、帰りのバス車内は、明るい笑い声と心地よい疲れに満ちていました。一人一人にとって、心に残る2泊3日。高校生活の良いスタートになりました。