昨年度はインフルエンザの影響で中止なったカナダ海外研修ですが、今年は天候にも恵まれ、大きな事故もなく、無事に終えることができました。ホームステイをしながら10日間ほど過ごしたわけですが、食事や住空間、生活習慣など、日本との文化の違いに驚いた生徒もいたようです。研修中は、物怖じしないでホストファミリーに積極的に話しかけることでより充実した日々が過ごせたようです。
最後の2泊はウィスラーに移動し、ハイキングとラフティングを楽しみました。カナダの雄大な自然に直に触れることができ、良い思い出となったようです。
【スケジュール】
7月29日 成田発→バンクーバー着、スタンレーパーク散策の後、Welcome Party
7月29日~8月9日(ホームステイ 本郷生一人一家庭)
午前 ESLの授業
午後 アクティビティー(スポーツ大会、キャピラノ吊り橋見学、洗車のボランティア、
グラウスマウンテン見学、ファーストネイションズの施設見学、Farewell Party)
8月9日
午前 スティーブストンへ移動し、ホエールウォッチング
午後 ウィスラーに移動
8月10日 ウィスラーでハイキング、ラフティング
8月11日 バンクーバー発→翌12日 成田着
ホストファミリーと対面
| スポーツ交流
| キャピラノ吊橋ツアー
| 自主研修
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ボランティア活動① | ボランティア活動② | ESL授業 | ファーストネイションズ |
日本の文化を紹介 | お別れパーティー | ウィスラー頂上にて | ラフティング |
2010カナダ海外研修を終えて 今回の研修で、僕たちは14日間カナダの文化に触れてきました。この限られた期間の中で、僕は様々な経験をさせてもらうことができました。ここで、僕はその様々な経験をさせてくれた、僕のホストファミリーとその家での様子について書きたいと思います。 まず、一言で言うと「お金持ち」でした。僕を迎えにくる車がオープンカーで、一番早くに迎えにくるので、みんなの注目の的になったりしていました。また、家は地下一階、地上二階の三階建てで、リビングが三つとビリヤード台、サンルームや大きな庭、大きな車庫がありました。地下の部屋はアパートとして貸し出していて、僕が泊まっている最中に契約に来ている人もいました。 しかし、家の大きさに関係なく、ホームステイとは、客観的に見ればただ見ず知らずのそれも外国人の家に一人で泊まるという行為です。 家に着いた日は、「どんな話をすればいいか」や、「相手が言っていること が理解できるだろうか」などの不安でいっぱいでした。しかし、ファミリーはそんなことを気にしているヒマもないほど、温かく接してきてくれ、また、話しかけてきてくれました。心配していた言語の面は全く問題がありませんでしたが、自分の言いたいことを英語にできないもどかしさはありました。 二日目以降は、自分の家族構成や、冬に行われたオリンピックの話、また、ワールドカップの話で盛り上がることができるようになっていました。四日目以降になると、自分からビリヤードに誘ったり、友達を家に呼んでもいいかなどと積極的に質問できるようになっていました。 自分の言ったことがきちんと相手に理解してもらうことができたときはとても嬉しかったです。この気持ちを経験できたことを考えても、この研修に参加して良かったなと思います。 最後に、この研修に参加させてくれた両親、現地で心の支えになってくれた友達、引率してくださった先生方、そして様々な経験をさせてくれたホストファミリーに感謝したいと思います。 高校1年4組 山﨑 裕之 |