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学校生活

日本文化部武蔵野女子学院高校遠征記

2月21日に本校日本文化部が武蔵野女子学院高校へ合同練習に行ってきました。
まずは武蔵野女子学院高校の施設・設備のすごさに思わずため息。大学附属の敷地の中には「紅雲亭」という純和風の建物があり、2階部分に60畳を超えるような大広間がありました。ここが週3回の練習場所だそうです。 大広間に附属した楽屋には、大きな衣装箪笥・一人一台の琴・三味線・チューナーが整然と整頓されてあり、都大会常勝校の実力はこんなところからも見えてきます。本郷は、演奏能力がどうのこうの言う以前に、まず部室の整理からやらねばならないなと思わされました。
また、学校にうかがった際には、先生に命令されたからではなく、自発的に校門までお迎えに来てくれていました。こういう心配りが出来るところがまたすごい。見習わなくては!と思う一日でした。

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「自分のものでないと大事にしないから」と、
武蔵野女子学院高校では一人一台の琴を所有。卒業まで自分でメンテナンスもする。
ボックスに種類別に整頓された琴柱・譜面台・琴台。本郷の部室など、とても見せられない。

さて、練習はすでに始まっていて、新入生歓迎用の曲「となりのトトロ~さんぽ」の冒頭部分。これは楽譜を数週間前に貰って死ぬほど練習させていたのでバッチリよ・・・と思っていたけれども、は、はやい!彼女らはなんなく弾きこなしていくので、最初は「ひえええええ」という感じの本郷。まあ、わずか数時間しか練習してないんだから仕方ない?

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三味線を弾く石橋くん。部活で一番三味線が上手です。
武蔵野女子学院高校の生徒は全員がこのレベル。凄い。
それでも顧問の先生から「全然ダメ!リズムがずれてる!」と厳しい声が飛びます。

【本郷の日本文化部の活動紹介】 
現在部員は8名です。
部活の創設者は11年前の卒業生の中井先輩です。「生田流琴師範」で、月に1回程度、名古屋からはるばる特訓においで下さることがあります。社会人生活の多忙な中、また琴の師匠として東京でも演奏会や指導を行われる中で後輩のために来てくれる、という熱い思いに応えるため、現役生も血マメが出来るまで弾いてもらっています。その他にも合宿やコンサートなどで折に触れてOBが戻ってきてくれます。カッコイイ先輩達の姿から、現役生はテクニックだけでなく、「人生への姿勢」「人との関係の在り方」などを学んで欲しい!と心から願っています。

2010年度活動記録と2011年度予定(9月まで)
4月 クラブ紹介演奏  7月 歌舞伎教室体験  8月 夏合宿  9月 本郷祭  11月 東京都大会  
1月 初詣  2月 都立竹早高校合同練習会、武蔵野女子中・高等学校合同練習会  3月 春コンサート、Blueman Group観覧  4月 1泊2日春合宿、クラブ紹介、保護者会演奏  5月 神田祭参加、池坊華道観覧  6月 オープンキャンパス  7月 夏合宿  8月 <祭月>  9月 本郷祭